
上をクリックすると手の動きが見れます
新しい刃物も使う時には、一度研いだほうがよい。当店では
お買い上げのさい、包丁等は手ぎ研本刃付けにてお渡しいたします。
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刃物を砥ぐということ
刃物は研ぎを入れてやることにより、本当の切れ味
が引きだせます。高価な刃物も刃付けがおろそかで
は満足に切れません。また用途に合わせて、硬い物
を切るときは、少し刃角を付けるとか、刺身など柔らか
な物を綺麗に切りたければ、鋭い刃角で研ぐ必要があ
ります。刃物の材質によっても加減しなければいけません
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刃物を砥ぐ上での要点
刃物研ぎと言えば、まず必要なものは砥石です。
砥石には,種類がいろいろありますが,基本に なるものは、
荒砥,中砥,仕上げ砥,の三つです。荒砥は丸くなった刃先
を修正するためのもので、バリ〔刃先に出る研ぎかす〕
をきちっと出すためにも必要ななものです。中砥は,
研ぎ面を滑らかにするのと,刃先のバリを取るのに必要な、
欠かせないものです。仕上げ砥は、更なるきめこまやかな刃
付けに必要なものです。
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砥石の直し方
研 ぎを続けていると、必ず砥石が凹んでくるものです。
そのまま研ぎ続けると、丸砥ぎの原因 になります。
あまり凹まないうちに、直しましょう。荒砥、中砥は、
ブロックの上に、砂を撒いて、 水をかけながら、擦りましょう、
平面が戻ります。仕上げ砥石は、面が荒れるので厚めのガラス
板の上に、鉄粉(細めの金剛砂)を撒き、水をたらしながら擦り直して
ください。また砥石を直す砥石のいい物もあります。
砥石のコーナーで紹介していますので参考にしてください。
人造砥石は使用する前に水に10分くらい漬けてから使っ
てください、天然砥石はそのまま水をかけながらでいいでしょう
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両刃と片刃
刃物には両刃と、片刃があります。切り刃が両方にある、文化包丁などが
、
両刃で、出刃のように片側が切刃で、裏刃は平らと言うより、隙が入って
いるものが片刃の刃物です。両刃は、両面をほぼおなじように研げば良い
片刃は、裏面をを立てて研がないことが重要です。
刃物の質と研ぎ
又、ステンなどは、質にもよりますが、あまり、刃先の角度を薄く、鋭利に研ぎす
ぎると、かえって切れ味が早く悪くなリます。しかし刃先に角度をつけると丸砥
ぎになりやすいので 角度をたもつ技術を要救されます。無論先だけ研いでいる
と刃先が厚くなり過ぎますので、適度に切れ刃の部分も研ぎ下ろして、仕上げに切っ先を
僅かに殺 すようにが研れると長切れします。手打ち包丁が研ぎやすいのは、比較的角度を
フラットに研いでも、鋼の硬度と、地金の柔らかさが、よい刃付けを可能にするか
らです。無論、ハマグリ刃に研ぐと言う技術もあり、その奥は深いと思います。
しかし繰り返し研いでいると、自然に研げるようになるものです。良い刃物を研いで長く
大事に使っていただければ、今後のテーマでもある、環境に優しいエコライフになるので
はと思います。
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